地域交流

マーマレードづくり体験について

1月23日(火)、1月24日(水)に芝浦海岸地域で収穫した夏みかんで作る「マーマレードづくり体験」が、芝浦海岸町会・商店会連絡協議会の主催により、みなとパーク芝浦の男女平等参画センターリーブラの料理室で行われました。

23日は、就労移行支援事業所はばたきの就労準備プログラムとして、利用者8名、実習生1名、職員2名の合計11名で参加、24日は職員3名で参加しました。また、両日とも事業団サポートの会の会員様にもお手伝いいただき、地域の方々と一緒にマーマレードづくりを体験しました。

今回の開催は4年ぶりとなりますが、事前に行われた芝浦海岸地域に自生している夏みかんの収穫体験では、たくさんの夏みかんを収穫することができました。

当日はグループに分かれ、調理工程の説明を受けた後、作業に入りました。夏みかんを丁寧に洗い、皮と実と種と房の袋に分けていきますが、細かい作業なのでなかなか苦戦していたようです。包丁で皮を刻む作業は思ったより力が必要でしたが、皮を押さえる左手の形に注意しながら、交代で真剣に刻んでいきました。砂糖を計量したり、皮を何回か茹でこぼすといった下準備のあと、大きな鍋で煮ていきました。順番に熱い鍋の中をへらで混ぜながら、砂糖を何回かに分けて入れ、煮込むうちに色がだんだん濃くなっていきました。とろみもついてきますので混ぜるのが難しくなりますが、「美味しそう」と鍋の中を順番に覗きこんで出来上がりを待ちました。最後は、熱々のマーマレードを瓶に詰め、煮沸消毒をします。そして、ひとり1個ずつ、夏みかんと出来たてのマーマレード瓶を持ち帰りました。

就労準備プログラムのこの日のテーマである「地域交流」として参加したマーマレードづくり体験では、いつもの活動場所とは異なる料理室で、身近な食品を作る工程を学んだり、地域の方との交流など貴重な体験ができました。

今後も機会があればこのような地域のイベントに参加し、就職に向けての生活スキル、コミュニケーションスキルの向上に役立てていきたいと思います。

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